国連総会第3委員会が昨年を上回る賛成で死刑執行停止決議を採択
日付: 木曜日, 2008-11-20
昨年に引き続き、11月20日(ニューヨーク)、モラトリアム等を求める国連総会決議が、第3委員会において賛成105、反対48、棄権31で採択されました。昨年の第3委員会では賛成99、反対52、棄権33だったので、賛成が増え反対と棄権が減っています。
中東諸国でも、バーレーン、ヨルダン、オマーン、モーリタニアが反対から棄権に変えました。昨年反対したソマリアは欠席しました。また、ギニア・ビサウ、ペルーも棄権から賛成となりました。スリナメは反対から棄権に変わりました。一方、スワジランドは棄権から反対に回りました。総じて、死刑廃止に向かう国際的な潮流は明らか です。
しかし、日本は、中国、米国、北朝鮮などとともに反対票を投じました。