東アジア死刑廃止大会 第2分科会に50人余りが参加

 
日付:  土曜日, 2009-12-12
 

東アジア死刑廃止大会分科会2
兼「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク第14回死刑廃止セミナー
「死刑廃止と宗教者の役割-和解と癒しを求めて」
2009年12月12日(土)午後2-5時、明治大学リバティータワー1143教室

第2分科会全景 参加者はスタッフも含めて52人。前日のカトリック正義と平和協議会死刑廃止を求める部会主催の講演会には35名が参加し、二日間で90名ほどの参加でした。講師は、李永雨神父(韓国カトリック矯正司牧委員会代表)と朴秉植教授(韓国東国大学法学部)。李神父からは、受刑者・出所者の更生(出所者のシェルター、起業支援の銀行など)、犯罪被害者の支援(自助グループなど)、超宗派の死刑廃止運動(国会請願、本や映画の製作など)と、韓国カトリック教会の多彩でユニークな取り組みを存分にうかがいました。

 また朴教授は、韓国の死刑の現状と今後の展望を述べ、日韓が連帯して共に死刑廃止に向かおうと、力強く訴えました。日本から見ればあまりに先進的な韓国カトリックの取り組みに溜め息が出る一方で、勇気と励ましも与えられました。今後もしっかりと連帯してゆきたいと思います。